坂本勇人の中絶要求スキャンダルは不問? 『「巨人軍は紳士たれ」の精神はどこへ』の指摘
![]() | 坂本勇人の中絶要求スキャンダルは不問? 『「巨人軍は紳士たれ」の精神はどこへ』の指摘 巨人・坂本勇人の女性スキャンダルに、批判の声が広がっている。9月10日に「文春オンライン」で報じられた内容は、ショッキングだった。報道によると、坂… (出典:NEWSポストセブン) |
坂本 勇人(さかもと はやと、1988年〈昭和63年〉12月14日 - )は、兵庫県伊丹市出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。読売ジャイアンツ所属。 2016年にセントラル・リーグの遊撃手としては史上初となる首位打者を獲得。2020年には右打者としては最年少となる31歳10か月で通算2000本安打(NPB史上53人目)を達成した。 96キロバイト (11,820 語) - 2022年9月12日 (月) 16:44 |
巨人・坂本勇人の女性スキャンダルに、批判の声が広がっている。9月10日に「文春オンライン」で報じられた内容は、ショッキングだった。報道によると、坂本は20代女性に繰り返し性行為を要求。避妊具をつけず、アフターピルの使用を勧めていた。さらに、女性から妊娠したことを打ち明けられた際、「本当は今すぐおろせよって言いたい」などと言い放ち、女性は精神的に追い詰められたという。すでに当事者間での示談は成立しているとのことだ。
スポーツ紙記者は、「坂本の女性トラブルは今回に限った話ではない」と険しい表情で語る。
「33歳の独身で女性ファンから絶大な人気を誇る。飲み会の場では常に主役です。酒が入ると坂本は『オラオラ系』で、女性に対してもグイグイ行くといいます。ただ、度を超えて問題となった場合に、いまは『野球がうまければ何をやっても許される』という時代ではない。他球団でこういった女性トラブルが起きた場合は厳しく処分しています。今回の坂本に関する報道が事実だとすれば、決して見過ごせるものではないはずですが、いまのところ処分は下されてない」
今年の6月には週刊新潮も坂本の女性トラブルを報じている。2018年の春季キャンプ中、宮崎市内のキャバクラで坂本が女性をホテルに誘ったが、断られたことに腹を立てその女性に噛みついたというものだ。この件については球団の代理人弁護士を通じて示談金550万円を払ったという。
球団創立者・正力松太郎氏は、「巨人軍は常に紳士たれ」と遺訓を残している。伝統のユニフォームを汚さない立ち振る舞いが求められ、長髪、茶髪、ひげは原則禁止という伝統は現在も受け継がれている。長嶋茂雄、王貞治、松井秀喜と「巨人の顔」と呼ばれた選手たちは実績だけでなく、プロ野球界を象徴するリーダーとして人格者であることでも知られた。
坂本も野球界の歴史に名を刻む名遊撃手であることに、異論はないだろう。2016年にセ・リーグの遊撃手として史上初の首位打者を獲得。2019年には右打者では球団最多記録の40本塁打をマークした。2020年に右打者で最年少となる31歳10か月で通算2000本安打を達成したが、通過点に過ぎない。昨夏の東京五輪では金メダル獲得に大きく貢献するなど、侍ジャパンでも主力として長年活躍している。来年3月のWBCでも侍の有力候補と見られている。
今季は度重なる故障で戦線離脱し、71試合出場で打率.282、5本塁打、31打点(9月12日時点)。高卒2年目の2008年以来、14年連続で続けていた規定打席到達が途切れる可能性は高いが、まだまだ攻守で不可欠な主将であることは変わらない。9月11日の広島戦で通算177度目の猛打賞をマークし、福本豊(阪急)、松井稼頭央(西武)の歴代5位と並ぶまであと1に迫った。通算2191安打も現役トップだ。
だが、世間の視線は厳しくなっている。ネット上では、「あんな報道が出ているのに、普通に試合に出場している神経がおかしい」「被害者の女性がいるのに何の処分もなくスルー?『巨人軍は紳士たれ』は名ばかり。だからファンも離れるんだよ」「二岡(智宏)の不倫のときはトレードになったのに」と批判的なコメントが目立つ。
在京キー局の関係者は、こう指摘する。
「坂本は昭和の名残が色濃く残る野球選手。酒を飲み、よく遊ぶが、グラウンドに出ると結果を出してきた。女性関係のだらしなさは複数回の報道が出ているくらいだから球団上層部の耳にも入っていたが、主力として活躍してきたこともあってかきついお灸はすえられてこなかった。今後もこういうスキャンダルが報じられるようだと、坂本の野球生命にかかわる問題になりかねない」
皮肉なことに騒動が報じられてからの2試合は7打数4安打と好調だ。しかし、プライベートのトラブルで失った信頼を取り戻すために、グラウンド上のプレーで禊を果たすという考え方は時代遅れになっている。スタメンで出場し続ける坂本は、何を思うか。
スポーツ紙記者は、「坂本の女性トラブルは今回に限った話ではない」と険しい表情で語る。
「33歳の独身で女性ファンから絶大な人気を誇る。飲み会の場では常に主役です。酒が入ると坂本は『オラオラ系』で、女性に対してもグイグイ行くといいます。ただ、度を超えて問題となった場合に、いまは『野球がうまければ何をやっても許される』という時代ではない。他球団でこういった女性トラブルが起きた場合は厳しく処分しています。今回の坂本に関する報道が事実だとすれば、決して見過ごせるものではないはずですが、いまのところ処分は下されてない」
今年の6月には週刊新潮も坂本の女性トラブルを報じている。2018年の春季キャンプ中、宮崎市内のキャバクラで坂本が女性をホテルに誘ったが、断られたことに腹を立てその女性に噛みついたというものだ。この件については球団の代理人弁護士を通じて示談金550万円を払ったという。
球団創立者・正力松太郎氏は、「巨人軍は常に紳士たれ」と遺訓を残している。伝統のユニフォームを汚さない立ち振る舞いが求められ、長髪、茶髪、ひげは原則禁止という伝統は現在も受け継がれている。長嶋茂雄、王貞治、松井秀喜と「巨人の顔」と呼ばれた選手たちは実績だけでなく、プロ野球界を象徴するリーダーとして人格者であることでも知られた。
坂本も野球界の歴史に名を刻む名遊撃手であることに、異論はないだろう。2016年にセ・リーグの遊撃手として史上初の首位打者を獲得。2019年には右打者では球団最多記録の40本塁打をマークした。2020年に右打者で最年少となる31歳10か月で通算2000本安打を達成したが、通過点に過ぎない。昨夏の東京五輪では金メダル獲得に大きく貢献するなど、侍ジャパンでも主力として長年活躍している。来年3月のWBCでも侍の有力候補と見られている。
今季は度重なる故障で戦線離脱し、71試合出場で打率.282、5本塁打、31打点(9月12日時点)。高卒2年目の2008年以来、14年連続で続けていた規定打席到達が途切れる可能性は高いが、まだまだ攻守で不可欠な主将であることは変わらない。9月11日の広島戦で通算177度目の猛打賞をマークし、福本豊(阪急)、松井稼頭央(西武)の歴代5位と並ぶまであと1に迫った。通算2191安打も現役トップだ。
だが、世間の視線は厳しくなっている。ネット上では、「あんな報道が出ているのに、普通に試合に出場している神経がおかしい」「被害者の女性がいるのに何の処分もなくスルー?『巨人軍は紳士たれ』は名ばかり。だからファンも離れるんだよ」「二岡(智宏)の不倫のときはトレードになったのに」と批判的なコメントが目立つ。
在京キー局の関係者は、こう指摘する。
「坂本は昭和の名残が色濃く残る野球選手。酒を飲み、よく遊ぶが、グラウンドに出ると結果を出してきた。女性関係のだらしなさは複数回の報道が出ているくらいだから球団上層部の耳にも入っていたが、主力として活躍してきたこともあってかきついお灸はすえられてこなかった。今後もこういうスキャンダルが報じられるようだと、坂本の野球生命にかかわる問題になりかねない」
皮肉なことに騒動が報じられてからの2試合は7打数4安打と好調だ。しかし、プライベートのトラブルで失った信頼を取り戻すために、グラウンド上のプレーで禊を果たすという考え方は時代遅れになっている。スタメンで出場し続ける坂本は、何を思うか。
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